最近感じている違和感のメモ。
今ロシアのプーチンがやっていることは許されるものではないし、どのメディアも「プーチン許すまじ」と正義を語り「ロシアどうなってんだ」と体制的マウントをとっています。
さらには予測として「次は台湾が、日本が」と、
「攻められる側」としてのスタンスから論じているように思うのですが、
かつて日本は「攻める側」として今のプーチン同様暴走する軍部がいて、
隣国に対して今のロシアとほぼ同じことをしていたんだということを、
どうしてどこも伝えようとしないのかなあ。
そういうことこそ若い人に伝えていくべきだし、日本人が歴史から学ばなければいけないと思うんですが…
たぶんこれ、教科書問題とか根の深いところにつながるのかもしれませんが、
今のプーチンが許されないなら日本もかつて許されないことをやったんだよ、
また繰り返さないためにどうしたらいいんだろうね、
という未来志向の教育のいい機会でもあると思うんだけどどうなんでしょう。
…と思ってたら、昨日のA新聞の投書欄に同じような違和感を感じている方のご意見が載っていたので、今感じていることを書いてみました。
A新聞投書からの一部引用
「しかし、この年(1937年)7月の盧溝橋事件で日中戦争が始まった。8月には在留邦人を守るとの理由で上海派遣軍が編成され、海軍は激しい空爆を開始。軍事施設にとどまらない無差別爆撃も展開された。これは今のロシアのウクライナ攻撃にも近似している。日本軍はこの日中戦争を太平洋戦争敗戦まで8年間継続した。」
あの戦争において日本は正しかったという方には受け入れられない意見だと思いますし、歴史修正主義の方にはそもそものところから違うのでしょうが、
「正しい戦争」なんてないということは間違っていないと思います。
太平洋戦争の時には軍部の暴走はありましたが、国民も軍国主義に染まり、
戦争を止めようとする政治家は弱腰だと国民から非難されていたそうです。
(五一五事件で首相を殺した青年将校が民意に押されて減刑された、とか…)
直接的な行動は出来なくても、勉強を続けましょう。
1つのソースに頼らず、冷静に広く情報を拾いましょう。
声の大きな人に安易に同調せず、色々な意見を聞きましょう。
正義を語る人を疑う目を持ちましょう。
目をそらさずに、自分事として考え続けることが大事だと思っています。
いつか、行動しなければならない時が来るのかもしれません…
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