2020年06月10日

電話とテレビで「バーチャルお茶の間」!

いい投稿を見ました。

6/10の朝日新聞朝刊の読者投稿「ひととき」欄で、

施設に入っている認知症のお母さんは、コロナ禍で一人で過ごす時間が長くなり、面会も制限されているそうです。

時々不安になって泣きながら電話をかけてくるという娘さん60歳の投稿。



(ひととき)電話でお茶の間:朝日新聞デジタル
そんなとき「お母さん、テレビつけて」と声をかけ、私も電話を片手にテレビをつける。そして電話の向こうの音に耳を澄ませ、同じチャンネルを探す。グルメ番組をやっていれば「おいしそう」「コロナが終わったら食べに行こう」と話を合わせる。動物番組は特にいい。「あら、可愛いわねえ」とすっかりご機嫌になる。


そのうちお母さんがふと我に返って「忙しいのにゴメンね」とあちらから電話を切る、そんなやりとりが週に2,3回あるのだそうです。

ああ、こんなやり方でも同じ時間を共有している安心感は得られるんですね。

ネットが使えないからとあきらめず、アナログでもやれることはあるんだな。

耳が遠くて電話が使えないお義父さんにはこの手は使えないけど、何かのヒントになるかもしれない。

勉強になりました。



タグ:実家
posted by mocci at 11:17| Comment(0) | 介護

2019年09月24日

親はいつまでたっても親で 「ぼけますから…」より


もとはNHKのドキュメンタリーとして撮影していたのが、その反響の大きさから映画になったものです。

撮影も監督も、被写体となったご両親の娘さん。

全国の小さな会場で、ロングラン上映されていました。

今でも再上映があるかも?




監督の信友直子さんがデイリー新潮で映画についてコラムを書いているのですが、今回も泣けました。


【ぼけますから、よろしくお願いします。】 | デイリー新潮


2年前の実家を思い出します。

そして奥さんの実家の今。

親はいつまでたっても親なんですよね。

切ないなぁ・・・



タグ:実家
posted by mocci at 22:00| Comment(0) | 介護

2019年08月08日

接し方で違う?ボケてるかボケてないか

昨日まで、奥さんの実家で過ごしておりました。

奥さんとは地元が同じなので、今までは帰省するとお互いの実家に帰っていたのですが、

今月から私の実家が建て替えに伴う取り壊しに入り、私の寝るところが無くなってしまって。


奥さんの実家には、お義父さんが一人で暮らしています。

昨年末にお義母さんを亡くして、隣に住む弟さん夫婦が身の回りの世話をしてくれているのですが、

何せ90歳、昭和ひとケタ生まれ。

何もできない人です

そして耳が遠い、目が悪い、足元危ない、記憶も怪しい

補聴器を耳に入れるのも一人ではできません。


お嫁さんは元看護婦さんでとても良くやってくれているのですが、まぁ大変そうです

2週間に一度は、奥さんが週末に帰省して面倒をみていますが、その時が彼女の休息タイム。

それはそれは有り難いといって、その間はお義父さんと距離を置いています。

うちの奥さんに愚痴を言うのも、ひとつのストレス発散のようで(笑)



そんな話を常々聞いているので、今回お義父さんと5日間を過ごすにあたり、若干の不安がありました。

毎日自分がいて不思議に思わないか?
一緒にごはん食べられるのか?
夜中何度も起こされるとか大丈夫か?
そもそもボクが誰なのかわかるのか?


お義父さんとは帰省のたびに会っていたし、私のことも可愛がってくれて、大好きなとてもいい人です。

私の子供たち(つまり孫)もおじいちゃんのことは大好きで、孫が来るととても喜んでくれます。

しかし、最近何もできなくなりつつあるという話を聞いていて…



結果、全て杞憂でした^^

私のこともちゃんと名前で憶えていたし、
耳は遠いけど会話はできるし、
とても気を使ってくれるし、
家に人がいるのがとても嬉しいみたいでした。


クスリのコントロールがうまくいっているのかも?

一時期あったという「感情的に当たり散らす」ようなことはなく、「いつになく扱いやすい」状態だったようです。

どんだけボケてんのかと心配しましたが、

できないことを数えていると、ちょっときてるなーと感じちゃうし、

まだこんなにできることがあると思うと、そうも感じませんでした。


他人が家にいて、少しはシャキッとしたのかも?(笑)

できるだけ今まで通りに普通に接しておりましたが、やはり声は低め大きめ、身振り多めで。

普通に会話ができることで、お義父さんも自分に安心するようです。


ただ、感じたのは、

自分が何もできないこと
自分が必要とされていないこと
家の中で普通の会話がないこと

が、とても、

悔しい寂しい情けない

と感じているんだなー、ということ。

一日中、何をするでもなく家の中をうろうろしていて、何かやることはないかと探していました。



朝、デイケアサービスに送り出して、我々は横浜に戻りましたが、その時の寂しそうな顔が脳裏を離れません。

晩ご飯はひとりで食べたんだろうなぁ…

男が一人で残されると、寂しいなぁ…


また、行きますね。


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 お義父さんと一緒の晩酌。美味しいと言ってくれました



タグ:実家
posted by mocci at 15:07| Comment(0) | 介護

2019年07月24日

遠隔地からの見守りも可能な介護ベッド「INTIME2000i」

一昨年は、父が寝たきりになりました。

外を歩くのがしんどくなって、
階段がしんどくなって、
トイレがしんどくなって、

やがてベッドに寝たきりに。

この間、3か月ぐらいだったでしょうか。

あっという間でした。

寝たきりになってからは母は相当大変だったようです。

我々子供たちはその変化をあまりよくわからず、ついに母一人で支えきれなくなってからやっと全員集合、それからの対策と態勢を話し合ったのでした。


そんなことを思いだした、この広告。

ベッドにセンサーが付いていて、遠隔地から見守りができるらしい。

みんなで見守りができるかな。

対応できなくても、様子は知ることが出来そうです。


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次は、母。

ちょっと高いけど、いいかも。覚えておこう。


タグ:介護用品
posted by mocci at 08:00| Comment(0) | 介護